酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

Steinheil Müunchen Culminar 1:2.8 f=8.5cm & α7で名残の梅と早咲きの桜を撮ってきました

ぼくは、これといった技能も資格もないので印刷屋さんの営業をしております。

営業ですから、売り上げ目標が設定されており、しかしながら今期は達成目標の50%ほどしか売上がなく、若干精神の平衡を失いつつある感じの近頃。

フィルムで写真を撮るにはそれなりの精神力が必要だということが、このたびわかりました。気持ちがダメなときは、あがりがよくても悪くても、結果が出るのを待つだけの余裕が無いのですね。

ここのところ、α7に頼っているのはそんな訳だと得心した本日。

ヘリコイドが渋いので、ぜんぜん使っていなかったCulminar 1:2.8 f=8.5cm & α7でご近所の花を撮ってみました。

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色乗りは浅い...のか?

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距離によっては2線ボケがすごいですが。

もう終わりが近い烏森天神社の白梅。

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これはもう、なんでこんなにうまく撮れたのかなってあがりでございました。

レンズのおかげです。

通勤路の途中に咲く早咲きの桜。

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この空の深いブルーの説得力。

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そのほかいくつか。

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ひょっとして、明るい明日もあるかもしれない()

 

EL-NIKKOR 50mm 1:2.8 & α7

巨人はすきじゃない、全日本プロレスはつまらない、読売クラブはいけすかない。

そんな流れで、Nikonのカメラやレンズは所有してこなかったわけです。

しかし、初Nikonを購入しました。EL-NIKKOR 50mm f2.8です。千円くらいだったし。たいへんよく写るとのことらしいので。

ですが、フランジバックが長くて使えなかったのです。そんなとき15mmのライカLエクステンションチューブがお安く手に入ったため、持ち出してみました。

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なかなか精悍な外観です。α7に似合っていると思います。

余談ですが、今日購入したのはアーナルデュル・インドリダソン。しかし、紙の本はほんとうに高い、1冊で2,000円超え。

そこをユーロに換算するとたぶんぜんぜん高くないのだろうと思います。17ユーロくらい。ということは、ユーロ圏のランチ2回に満たない金額で購入できる?やだ安いじゃない。

なんだかややこしくなってきたのだけれど、日本の外食産業の販売価格はEU圏の半分から3/2くらいなのではないのかと思う。デフレ期間が長かったので、なんだか市価の感覚がおかしくなってしまったのでは。その分GDPが下振れしているんじゃないでしょうか。

それはともあれ、α7無印はシャッターボタンの位置が良くないとか言われます。しかしですね、フィルムカメラのころはね、グリップもなかったし、そのグリップ上に

「ここですよ、ブレないようにやさしく押してくださいね、手ブレ補正もありますからね」

的に斜めについているレリーズボタンなんかなかったじゃねーかなにいってんだお前らふざくんな。

α7Ⅱとかα7Ⅲとかは買えないのです(涙)。

ヘリコイド付きライカM-SONYEマウントアダプタ+ライカLMリング+ライカLエクステンションチューブ15mmとつないでいます。実際のフランジバックより0.8mm長いようで、現状、無限遠は出ません。

名古屋で一番早く咲きだすという、東区のダイカンザクラ並木を見に行ってきました。

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f16まで絞れば何とか遠景にもピントが来ます。今日は名古屋ウィメンズマラソン2018だったので、地下鉄もかなり混んでいました。42キロを走りたいひと、しかも女性がこんなにいるのかと驚かされます。

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後ボケはちょっとがやがやしてうるさいかも。

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人見知りをするなら客商売すんなよ。人見知りするなら営業職なんてするなよ(わたしです)。

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開放で撮ると、やっぱり後ボケがやかましいな。

※別件ですが、栄地下街の酒津屋さんの酢だこはちょっと甘すぎました。一口串カツがおすすめです。

 

Chiyoko SUPER ROKKOR 1:2.8 f=45mm & α7で梅の花を撮る

「梅鉢で梅を撮る」という、企画としては最低なあれです。

烏森天神社の梅の花を撮ってきました。

烏森天神社は、900年頃に創建と伝わるそうですが、927年に刊行された『延喜式』に記載されているとかで、できて2~30年のぽっと出の神社が延喜式に記載されるはずがないので、もっと古い歴史があるのでは、という議論もあるようです。

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梅の植樹を記念した菅原道真の歌碑があります。

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菅原道真が祀られていますが、本来の祭神は何だったのかということもはっきりしないようです。

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すぐ奥にある禅養寺の門前社でもあったとか。

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KMZ PO3-3M α7無印で荒子公園梅まつり

前回LOMO製と記述したPO3-3Mですが、実際にはKMZらしいです。

LOMOはモスクワ、KMZはレニングラードに工場が所在するらしい。

桜の前に梅を撮っておきたいと思い、東山動植物園名古屋城かと考えていたのですが、自宅から徒歩圏内の荒子公園に梅林があるようなので行ってきました。

本日3月3日と明日の4日は梅祭りだそうです。人混みはあまり得意ではないのだが...

ヘリコイド付きのライカMアダプターにLMリングを経由しているので、接写上等です。

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開放f2だと、口径食が目立つ。そこが魅力で開放ばかりで撮ってしまう。

ボケの口径食とコマ収差だと勘違いしていたのはわたしです。

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あわせてお邪魔した荒子富士神社にて。 

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どうも調子が悪くて、写真をUPできないのでこのへんで失礼します。
 

 

 

 

LOMO PO3-3M 50mm f2 試写(ちょっとだけ)

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撮影にあたって、レンズの選択を間違えました。NEX6にnMD 100mm f4。せまいしピント薄い。とはいえ、コーティングの美しさが際立って見える。みえない?サイバーパンクっぽい。ぽくない?

ロモのシネレンズ、PO3-3MのM39マウント改造をヤフオクで発見。このレンズに関して、事前の知識は全くなかったのだが「これに違いない」となぜか感じて即決落札しました。ジャケ買いみたいなもんです。

レンズキャップはなかったのですが、コダックのフィルムケースのふたがぴったりだったんで、ふたの内側のでっぱりをニッパーで削って代用。

土日連休に試写に出かけたかったのだけれど、先週の寒さの中、カワセミウォッチで副鼻腔炎を発症してしまい、顔痛と微熱が続いているので、ほんとうに近所での試写をしました。

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とりあえず昨晩、室内で開放撮影。後ボケのバブルボケコマ収差がすごいのだけれど、全くうるさくなくて立体感あふれる写り。そしてキエフはカッコいい。

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絞ると素直なボケ具合。EXA500が高級なカメラに見える。電ボは今夜も機嫌がよい。

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消火栓に感じるめまい。

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ハナミズキの花芽。

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桜の花芽。

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名駅のビル群の奥に南駒ヶ岳か、恵那山か。右奥が南駒なのかな。

オーバーインフに調整しているらしいのを忘れて撮ったので、ちょっとピントの芯がないかも(トリミングしています)。

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西の方。フルサイズだとわずかにイメージサークルが足りないか?

写りはいいし、軽くて小さい、カッコいい。デジタルの標準は、このレンズで決まりじゃないかと思った本日でした。

 

堀川の水源近くでバードウォッチング α7&MD Rokkor 70-210

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先週、勝川から守山区・北区を歩いた際、堀川(黒川)の取水口付近で、カワセミをウォッチしている皆さんとお話ができた。カワセミは縄張り意識が強く、つがいがこのあたりによくあらわれるとのこと。

ちょうど最近「LEICA-Rの70-210と兄弟なんだぜ。こんなんかっこいいにきまってるやん」と、ミノルタMD ZOOMROKKOR 70-210をヤフオクで落札したところだったので、α7に付けて持ち出してみた。

本日の課題としては、メインにカワセミ、そのほか冬鳥のジョウビタキ、目つきの悪いサギの仲間など。

サギは図体がでかい割に警戒心が強く、立ち止まってカメラを構えるとすぐに逃げてしまう。

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目的のカワセミ、川筋を飛んでいる所は見かけたのだが撮影ポイントにはなかなか現れず。そこにやってきたのはジョウビタキのメス。

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干上がった水草の上で、しきりに何かついばんでいた。

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カワセミを待って同じ場所にぼーっと立っていると、警戒心を解いて近づいてくるコサギ

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そうこうするうちに、オスのカワセミがポイントにやってきましたよ!!

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何ショットも撮ったのだけれども、手持ちで210mmはなかなかピントが合わない。まじめに野鳥の写真を撮るなら、あたりまえながら三脚は必要。

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きょうは気温はさほど低くなかったので、シャツに薄めのセーター、ダッフルコートで出かけたのだが、風が冷たくて寒いの寒くないの。

がまんできずに撤収したが、その際ジョウビタキのオスを撮ることができた。

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※今回の写真はトリミングして拡大しています。鳥の撮影に200mmクラスでは短いし、手持ち撮影は厳しかった。

MD ZOOMROKKOR 70-210はサイズはともかく、軽くて使いやすかった。

オスのジョウビタキ1枚目などのように、後ボケが2線ボケ気味になるときがあるものの、実に数千円で購入できるということを考慮すると、素晴らしいレンズです。

「今年こそは断固として蝋梅を撮るのだ」 PENTACON PRAKTICA MTL 5 & CZJ PANCOLAR auto 50/1.8 with AGFA vista plus 200

毎年この時期、営業車で走る道筋に蝋梅が咲く。

いちど写真に撮ろうと思いながら、近くに車を止められるところがないなどと言い訳をしてはや7年。

車がだめなら歩けばいいじゃない、と思いついて出かけた春日井市勝川駅。

ペンタコンはシャッターのショックがすごいので(音も)ローライコード用のショートレリーズを装着。

フィルムは調べてみたらフジのC-200とおなじらしいAGFA vista plus 200 。緑の発色が良いらしい、ということは、今の季節には不似合いなのか。

現像とスキャンは、千種駅のすずきかめらさん。ノーリツのラボ機です。

地蔵川のとある河川敷、毎日午前中に首ひものついた猫がいるのが不思議で気になっていたところを確認に行ってみると、8匹くらいはいるようでした、みんな人馴れしておとなしそうですが、わたしは猫慣れしていないために距離があります。

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写真奥の段ボールの中にも数匹。こちらの顔を見ながらしきりに鳴いていました。こちらが近づくのが不快なのか、かまってほしいのか?

気持ちさえあれば毎日でも接触できる距離なので、経過をみたいと思います。

本日の本題は蝋梅。PANCOLARは標準50mmながら、最短30cmとそこそこのマクロレンズなみ。

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納得して名古屋方面へ帰投。

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河原で咲き始めのタンポポ

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前回のフジプレミアム400では、アンダー過ぎて失敗したのに懲りて今回はハイキー過ぎてうまく撮れていないというジレンマ。

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発色が冬場にはあまり向いていないフィルムなのかもしれないということではなくて、露出はちゃんと計れ。

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