酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

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 ときとして左右を耕地に挟まれた坂道を馬車が上がっていくとき、昔の巨匠が貴重な小さい一輪の花をその絵に描いて署名としたように、コンブレーのものに似たためらいがちな矢車菊の花が、両側の畑の現実感をいっそう強め、それらに本物であるというしるしをつけ加えながら、一輪また一輪と馬車を追って来ることがあった。たちまち私たちの馬はそれらの矢車菊を遠く引き離してしまうが、いくらも行かないうちに私たちはまた別な一輪を見つける。それは前方の草のなかに青い星を挿しこんで、私たちの来るのを待ち受けている。

クモリ玉のCZJ Biometar & a7 でお花見をしてきました

 先日、文字なし写真のみのエントリをしてみたら案外良かったので2度続けてみたわけだが、2度目は歩いた範囲が広かったせいか何だか意味不明だった。

 その一昨日の4/6(土)は覚王山春祭に行ってみたのだけれども、お料理もしないのに片口小鉢1,500円がいいななどと思ってを購入しそうになって危なかった。

 揚輝荘ですこし過ごしたのち、歩いて池下-今池-千種と進んで千種の豊前町や百人町辺りの古くて細い路地を歩いたりしました。 フォクトレンダーProminentのレンズは、きまると本当にびっくりするような画が撮れる。

 昨日の7日(日)は例によって二日酔い、連休の二日目には必ず二日酔いになるというのはある種様式美(違)。

 午後の15時過ぎ辺りにはなんとかひとらしい気持ちを取り戻したので、ご近所の公園に桜を撮影に行ってきました。

 レンズはCZJのBiometar 2.8/80、このBiometarはレンズ周辺かなりが曇った個体です。たしか初EBAYで、説明文では

「レンズにクモリがあるけど、NEX5で撮ったら影響なかったよ」ですとのことだったんだけれど、如何に。

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 緑の発色がいいですね。ボケもきれい。

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水路の柵がすっきり歪みなく伸びているのが好ましい。

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全体にハロっぽいのは開放で撮ったからだけではなく、曇りの影響もあるのか。

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二日酔いの頭で Elmar f=5cm 1:2.8 & α7

 先週の土曜23日には会社の歓送迎会というものがあった。仕事上いろいろと無理をお願いした女性が退社されたのと、多少は協調性も大事だろうな、などと考えて出席した、のであったが...

 はじめのうちこそ、今夜はおとなしく時間を過ごして静かに帰ろうと思っていたが、焼酎のお湯割りを何杯かいただいているうちに、うかうかと酔っぱらってしまった。

 その結果面倒くさいじじいになって面倒くさいじじい的な話をしだしたりして、まったく面目ない次第であった。

 おまけに、帰宅してからひとり二次会を始めてしまったので、翌24日は日曜日だというのに産業廃棄物的なこころもちで過ごすこととなってしまった。

 閑話休題(でいいのだろうか?)

 過日、ヤフオクでなんだかよくわからないライツ製らしいレンズに、ヤシカのYEとかフォクトレンダーの75mmファインダーとかE39用のフードとかがおまけについた出品があり「これは正体を見極めねば」と思い入札したところ、意外に競り合う相手が多くついつい予算を越えた金額で落札してしまったのが本日当該のレンズであるけれども、実は沈胴したままのエルマー5cmf2.8Lマウントでした。

 24日はお天気がよさそうだったので、百人町辺りへEXA500のリベンジに出かけたかったのだが、上記のような次第でおなかの様子が上のほうも下のほうも心もとなく、ご近所撮影でお茶を濁すこととしました(それでもきつかったんだけど)。

 「ほほほ、春の花の盛りも間近でございましょう」(だれ?)

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開放 ちょっとボケがうるさいでしょうか

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f16まで絞ったところ

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エルマー5cmはf5.6が最高だってどこかで読んだ気がする

 以下、絞りは5.6固定で撮っています。

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 うえのユキヤナギはちょっと変わっていて、つぼみの時はピンク色、咲き始めの花弁の外側はピンク・内側は白、咲ききると全体が真っ白になるようです。

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 これくらいの距離だと後ボケもきれいでおどろいた。

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 咲き始めの桜は垣根の上から顔を出しており、50mmでは短い。

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 去年も写したミヤマトサミズキ。

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 マジすか。

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マンションの玄関を出たところでキャップを落として傷つけて落ち込みました

 

IYH案件であるP.ANGENIEUX F.28 1:3,5をLomo CN100とEXA500で試写するも、まあいつもの調子であった件

 件のIYH案件、アンジェニューの銀鏡胴28mmはぜひ試写しなければならないと持ち出しました。

 選択した母艦はEXA500(後悔)。

 本機は名こそEXAではあるが、シャッターには縦走りフォーカルプレーンシャッターを装備し最高速1/500まで高め、さらにクイックリターンミラーを採用した、言ってみれば「超EXA」である。

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はずだったのだが、ファインダーでピントの山がまったく掴めないうえに、シャッタースピードを早めに設定すると、どうも前幕と後幕のタイミングが合っていないようでした。

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※うえの2枚目は惜しかったけれどもダメだった実例

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 Lomo-KODAKのフィルム特性も影響しているかもしれませんが、このコインランドリー室内のように、暗いところはかなり粘って写せます。

 その一方で、1枚目のように過剰に明るいところはハロが出るだけではなく、すぐに飛んでしまう、ゆるふわPhotoには不向きなレンズかもしれません。

←露出計使ってないだろ!!!

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Bowling Ball from Hell

 

3月5日は3群5枚の日

 とのことだが、まったく意識していなかった。

 それならきのうはテッサーの日じゃないすか。じつはテッサー付きのカメラを入手したんだけどまだ撮っていない。

 いや、エルマーの日か?

 それはさておき、うちの3群5枚といえば、Chiyoko SUPER ROKKOR 4.5cm 1:2.8。昨年のテッサーの日、3月4日にα7で撮った写真でお茶を濁す

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 去年の3月といえば、社内パワハラによる鬱まっさかり、

「こうしてひとは会社を去るのだな」

などと考えていた時期で、配置転換がなければ今ごろはきっと、なにかバイトで糊口をしのぎつつ、日々の生活費やらマンションのローン支払いやらに日々汲々としていたであろうと思うと、きょうびカメラを買ったり写真を撮ったり飲み過ぎたり呑み過ぎたりとか、いい気なもんである。