酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

ミルクパンGOGO

 昨日4/28は、前半の4連休の初日で(5/2は出勤日)起き抜けはぼーっとしていたのだけれど、東別院の朝市の日なのを思い出して調べてみたところ年1回の規模を拡大した「名古屋寺町てづくり縁市」だそうだったので、今年初めに入手したカメラとレンズの試写を兼ねて行ってきました。

 西別院では講話があったり、東別院ではいちど食べてみたいゾウメシさんの屋台が大行列だったりしましたが、人の多い場所は得意ではないので9枚しか撮影できず。フィルムを現像に出すのは撮りきってからなので、中間報告です 。

 印象深かったのは、その場に居合わせた人がみんな幸せそうな表情をしていたことです。ツイッターのタイムラインとかはいつもなかなかに荒んでいるので新鮮な感覚でした。

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 写真はあまり撮れなかったけれども、ここのところ探していたちっこいサイズのミルクパンを発見・購入しました。琺瑯製で持ち手は螺子になっていてとりはずせるそうだ。

 これがあればケプリのチャイ用牛乳をあたためるのにぴったりだゼ!

 連休前にケプリのカレーを頼みわすれたのでしばらくはチャイだけで我慢だな。

『ヨーロッパ近代史』ちくま新書 君塚直隆 を読みました

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本書のカバー袖の紹介文によると

時々の時代精神を体現した八名の歩みを糸口に、激動の五〇〇年を一望のもとに描き出す。


 いまから30年ちょっと前、ゆとり教育が始まるときの小学校の歴史教科書の編集指針が、こんな感じだったという記憶がある。
 指導時間が減るために深く教えることが難しくなるぶん、読み物的な教科書とすることにより興味を喚起させ理解させる、というような説明がついていた気がするのだけれど、なにぶんずいぶんむかしのことだから思い込みかもしれない。
 それはさておき。
 本書は紹介文通り読み物としてはおもしろかったのだけれど、構成として各章の「主人公」の個人史に紙幅を割かなければならないぶん、西ヨーロッパの近代史を概観するのには物足りない、書き足りないものとなってしまった感がある。
 とはいえ、個人的な収穫があった。 本書を読んで、これまでの歴史についての認識がまったく不十分だったということに気付かされたのですな。

 そのレーニンがここに確立したものが、民主集中制一党独裁制に基づく「党国家」(パーティーステート)である。党を政府より上の存在に置き、党と国家をほぼ一体にするこの体制は、その後、中華人民共和国や(一九四九年建国)や朝鮮民主主義人民共和国(一九四八年建国)などで採用され、まさに現代における「アジア的専制」のさきがけともなった。


 そういうことだったんですか...
 スターリンとか毛沢東とかポルポトとかホーネッカーとかチャウシェスクとか、どうしてああなってしまったのかわからなかったのだが、そもそもそういう風に作られていたというわけだったのか。

※たぶん、ジョージ・オーウェルの『カタロニア賛歌』を読んだ に続きます。

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 ときとして左右を耕地に挟まれた坂道を馬車が上がっていくとき、昔の巨匠が貴重な小さい一輪の花をその絵に描いて署名としたように、コンブレーのものに似たためらいがちな矢車菊の花が、両側の畑の現実感をいっそう強め、それらに本物であるというしるしをつけ加えながら、一輪また一輪と馬車を追って来ることがあった。たちまち私たちの馬はそれらの矢車菊を遠く引き離してしまうが、いくらも行かないうちに私たちはまた別な一輪を見つける。それは前方の草のなかに青い星を挿しこんで、私たちの来るのを待ち受けている。

クモリ玉のCZJ Biometar & a7 でお花見をしてきました

 先日、文字なし写真のみのエントリをしてみたら案外良かったので2度続けてみたわけだが、2度目は歩いた範囲が広かったせいか何だか意味不明だった。

 その一昨日の4/6(土)は覚王山春祭に行ってみたのだけれども、お料理もしないのに片口小鉢1,500円がいいななどと思ってを購入しそうになって危なかった。

 揚輝荘ですこし過ごしたのち、歩いて池下-今池-千種と進んで千種の豊前町や百人町辺りの古くて細い路地を歩いたりしました。 フォクトレンダーProminentのレンズは、きまると本当にびっくりするような画が撮れる。

 昨日の7日(日)は例によって二日酔い、連休の二日目には必ず二日酔いになるというのはある種様式美(違)。

 午後の15時過ぎ辺りにはなんとかひとらしい気持ちを取り戻したので、ご近所の公園に桜を撮影に行ってきました。

 レンズはCZJのBiometar 2.8/80、このBiometarはレンズ周辺かなりが曇った個体です。たしか初EBAYで、説明文では

「レンズにクモリがあるけど、NEX5で撮ったら影響なかったよ」ですとのことだったんだけれど、如何に。

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 緑の発色がいいですね。ボケもきれい。

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水路の柵がすっきり歪みなく伸びているのが好ましい。

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全体にハロっぽいのは開放で撮ったからだけではなく、曇りの影響もあるのか。

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