酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

初めて書いてみる

今週の買い物


ディアスポリス』14巻
GIANT KILLING』12巻
『オモチャ箱/狂人遺書』 坂口安吾 講談社文芸文庫
『コミュニティを問いなおす』 広井良典 ちくま新書
チェチェン』 オスネ・セイエルスタッド 白水社

副題は省略。

 『狂人遺書』は、NHK第2放送の「朗読の時間」で米倉斉加年が朗読しているのを聴いて探してみたのですが、文庫は品切れ、青空文庫でも作業中。今日び、坂口安吾を読む人はたいしていないんだろうし、代表作でもないし、古本で見つけられればいいかな、と思っていましたが今月特選復刊で再発。
 人のこころが手に取るようにわかり、何をどうすれば物事を思い通りに進められるかがわかる、それがわかっていながら、とるべきではない行動をとらせてしまう狂気。自らの狂気を自覚しているために苦しむ秀吉。
 一人語りという形式だからこそ、秀吉の焦燥感を描き出せているんでしょうか。

 『チェチェン』は、このまえ『虐殺器官』を読んだ際、旧ユーゴからの連想つながりでチェチェンのことを考えたりしていたので購入。まだ読みはじめ。読後に感想ぐらいは書いておきたいですが、読みながら飲むと中身をほとんど忘れてしまうので。


 とりあえず、今日も鍋と橙酒(軟弱)。