酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

姉から電話

先週の火曜日、実家近くに住んでいる姉から電話があった。実家には2年ほど帰っていないし連絡もとっていないのだが、姉から電話があるときはたいていよくない知らせだ。
母の具合が悪いそうである。80歳を過ぎているので、調子が悪くても当たり前ではある。母は、数年前から味覚障害を訴えていた。味がわからないから食べたくない、といってここのところはほとんど食事をしなくなっていたそうだ。その結果、栄養失調から足にむくみがきて歩きづらくなり、仕方がないのでいやいや病院で検査を受けたそうだ。すると、胸部レントゲンで肺に影が見つかり、ひょっとするとがんかもしれないとのこと。栄養失調なのでがんだとしても進行が遅いだろう、とか、ボケまではいかないけれども最近は頭の線が少々つながりにくくなってきた、とかそんなはなしだった。とりあえず、近いうちに見舞いにいく、と言って電話を切った。
そうしたわけで、先週来すこし鬱々として過ごしている。正直なところ見舞いにいくのは気が重い。母はかなりむずかしい人なのだ。なんというか、自分にかかわることやらひとやら、あらゆることをとにかくdisりまくる。もちろん本人にはそんな自覚はないようなのだけれども、相手をしているこちらはだんだん暗澹たる気持ちになっていく。
で、いま自分が鬱々としている理由が、母の具合が悪いからなのか、母に会いたくないからなのか、どうも区別がつかないのでさらに憂鬱になったりしている。