酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

『オーロラの魔獣』 リンカーン・チャイルド/RHブックス+プラス

なんの予兆もなかったのだが、きょう突然外注の協力会社さんが飛んだ。
今週は奇跡的にしのげそうだが、来週はどうにもならないだろう。

と、先週木曜の夜に書いたのだった。で、先週の来週の今週もなんとかなりそうだ。
しっかし、価格が厳しくてそのあとを受けてくれるところが見つからない。詰んだな。ま、それはそれとして。
もう、いろいろといやになっちゃったんで、きのうジョン・カーペンターの『BIG TROUBLE in LITTLE CHINA(ゴーストハンターズ)』観ました。ケースにDVD一枚しか入っていないけれども、「DISC 1」と印刷されてる、なんてことはまあいいです。
ちょいとまえに、リンカーン・チャイルドの『オーロラの魔獣』を読んださい、この映画があたまに浮かんで離れず、また観てみたくなったからです。
本書は、読み始めから「わはは、これはジョン・カーペンターだー、遊星からの物体Xだーwww」なので、「物体Xを見たおれ、2倍おいしいぜw」、と感じるひともいるでしょうし、あるいは、「物体Xノパクリジャネーカツマンネ」、と怒っちゃうひともいると思う。
2倍おいしい気持ちになったぼくとしては、これは映画と小説のあいだの本歌取りですね、本歌への尊敬と愛にあふれてますねって感じがしました。
さらに、途中からトレーラーを運転するトラッカーが登場するあたり、「ゴーストハンターズ」臭がなんだか漂ってきてねえか。さらに『オーロラ』のモンスターのあたまがぶっ飛ぶところと、「ゴーストハンターズ」でロー・パンの戦士がふくらんではぜるとこのイメージ
「完全に一致」
これはリンカーン・チャイルドのジョン・カーペンター愛の発露かなぁ。

26日にけっこう書きなおしました。