酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

断酒日記 2021/5/31(月)~2021/6/1(火)

15日目 5月31日(月)

 朝、先週ミスした仕事の再手配の段取りをしていると、社内が妙に騒がしくなってきた。違う部署の得意先の偉い人から何べんも電話が入る。どうもでかい事故があったらしい。担当部署は対応で大童になってきた。だいたいいつでも、自分より苦労している人たちがいるものである。幸い、わが社に非のある事故ではないようで一安心(他人事か)。社内は一日中大騒ぎだったので、あまり目立たずやり過ごす。

 今日は午後コーヒー1杯だけで済ませた。今晩はウーロン茶はやめて麦茶にしようと、帰宅時にスーパーに寄る。ウーロン茶と朝のトースト用にシュレッドチーズ、それからなんとなくしょうゆ味の鶏胸から揚げを買って帰る。

 「断酒日記」、その実態は「晩ご飯日記」になっている気がするが、酒を飲む代わりに酒以外のものを飲み食べしているわけなので、これは致し方あるまい。雑に手掴みで買ってきたから揚げを食べて、割り箸を出してきて充填豆腐の冷奴(青じそ青ねぎ花かつをにポン酢掛け)、賞味期限の切れた玉子豆腐(出汁掛けず)を食べる。炭水化物がないと物足りない。トマト1個と塩バターフランスパンを一切れ、牛乳を追加。

 『バグダードフランケンシュタイン』繋がりで『ファルージャ 栄光なき死闘』を読み直そうと思って開いたものの、22時には寝てしまう。

 うつらうつらしつつ、「酔頭禿筆日記」って、お酒を飲まなくちゃ看板に偽りありじゃねーの?等々考える。

f:id:sioux_pu:20210602054814j:plain

 

16日目 6月1日(火)

 寝過ごして5時30分に目覚ましで起きる。いつもと同じようにヨーグルトとトーストを食べて出かける時間になるが、おそまが出ない。お酒をやめるまえの59年弱の間で、おそまが出なかった日は通算で5日くらいしか経験がないんだけれど、お酒をやめてからこっち、ほんの2週間でもう2日目である。その代わりに緩いおそまは全然見かけない。良い兆しなのか悪い兆しなのか今のところは不明。

 地下鉄でやたらと眠い。

 午後から懸案の人事の件で呼び出される。関連会社に出向することになった、のだけれど、現在の職場で担当している仕事は、引き継ぐ先がないので引き続き受け持て、とのこと。それってどうなのかしら。

 晩ご飯は、例によって賞費期限を2日ほど過ぎた豚ロース105gがあるので、冷しゃぶサラダにしようと思っていたが、なぜか鍋ができてしまう。昆布と鰹節で出しを引いて日本酒を入れ(飲んでませんよ)、具は豚ロース、白菜、舞茸、長葱、もやし(投入順不同)。白菜は白くて厚い部分と青くて柔らかい部分の食感が違うので、お得ですね。鍋の残り汁に、茹でたやっぱり消費期限切れのうどんと、卵を割り入れて〆る。酒を飲んでいないのに〆というのはなんかそぐわないのではないか。

 酔っていないと、寝るのは流しの洗い物を済ませてからだねっ、てことになるので翌朝が清々しくて良き哉である。