ジャンクBOX中、最もきれいなオリンパスPEN-EE、ためしに1本撮ってみました。
ハーフサイズ、28㎜f3.5、フォーカス固定(3Mから4Mくらいらしい、きちんと調べていない)、セレン露出計によるシャッタースピード優先、露出が合わないときはファインダー下部に赤い表示が出てシャッターが切れない(物理的にファインダー内に赤いプラスチック製らしいプレートがにゅっと伸びてくる)。という、いさぎよく且つすごくキュートなカメラ。
1961年発売、高校の修学旅行に行くと、クラスの半分くらいがこれを持ってきていたとかいう話もあるそうな。
周辺光量落ちか。トイカメラ的な発色。
非常口?
壁面のグレーの微妙な違いはうまく出ているのではないだろうか。
TAKENAKAのロゴが読めるので、解像はまあまあ。
曇天ではモノクロ写真に一部着色したような奇妙な仕上がり。
晴天の順光ならまずまずの深い藍色。逆光だとハロハロで厳しかった。
グレー調の写真を見ると、モノクロフィルムのほうがいい感じに仕上がるのかなと思いますが、ときとして、ほかのカメラでは再現できない色調の写真が撮れることがあるようです。