酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

CANON 135mm F3.5 Lマウント 3群4枚

九州がとんでもないことになった。活断層による地震は、前震・本震・余震と長い期間強い揺れが続くということだろうか。阿蘇の東側が震源の揺れがあるのが気にかかる、
とはいえ、現地のために何かをできるわけではない。お金を使って経済をまわせばすこしは役に立つかもしれない。
ということで、丸栄で催されている中古カメラ市を覗いてみた。
当然ながら、良いものは高い、そして、あまりへんなものはない。
ジャンクのOM135mmを買っていこうか、でもOMのマウントアダプターは持ってないし…などと考えていたところ、「完動だが投げ売り」のコーナーにキヤノンのLマウント135mmf3.5があった。なんとなく絞りリングを回してみると、絞り羽根が10枚、f11で絞りの形が星形になる。星ボケっていえばロシヤ製(アではなくてヤと表記するところにこだわりがあります)のIndustar61が人気らしいし、ジャパニーズインダスター61発見か?ということで購入してみました。
星形ではあるが、ダビデの星ではない。



専用フード付きで6,000円。まずまずの価格ではないでしょうか。
帰宅後きちんと見たところ、前玉に針で突いたくらいの傷があるのと、若干ホコリがあるくらいで問題ないようだった。
どんな評判かとググってみたのだが、作例はあまりないよう。ヤフオクでも5〜6千円程度なのであまり人気はないのだろう。



解像はすごいです。ファインダーを覗いていていたところ、関西線の電車が来たので慌ててシャッターを切りました。
拡大すると窓際のPETボトルまで見えます。「おーいお茶」のほうじ茶を飲んでいる方がいらっしゃるようです。



条件によっては、星形のボケも出ました。ハナミズキにはピントが合っていない。




点光源が星形のボケ。



そのほか、開放。ボケはきれいでうるさくならない。3群4枚のシンプルな構成のせいだろうか。



f5.6



f11



空が青い。
七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに なきぞあやしき



サードゴロ



奥行き感が良い。