酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

Jupiter9 85mm f2

キエフ用、アーセナル1959年製のジュピター9。
0年代に、KING-2さんからContaxii、Sonner50mmf2と一緒に購入したもの。
その直後に、第2次カメラブームが去ったのでフィルム1本も撮っていないと思う。
Contaxは、2回シャッターを切ったところでシャッターが切れなくなったのも良い思い出(違)。
このレンズをきちんと使うのは、じつに今日が初めてだが、鏡胴がガタついている。
10年以上経ても、そのグリスくささは衰えていない。
今日わかったんだが、鏡胴がガタついているので、ピントと露出をあわせて1枚撮影して、2枚目に絞りを変えようとして変な方向に力を入れると、ピントがどこかに行ってしまう。
デジタルだと撮影途中でもわかる。便利になった(そのまえにガタつき変じゃないか疑問におもわないと。)

絞ってみる。前後ボケともにきれい。

あっさり目の色なんだろうか。ボケ味はやわらかいよう。


中景はすっきり。暗部も結構がんばってくれる。

からころも きつつなれにし つましあれば

菖蒲に比べると、杜若の開花は1か月近くおそいのか。




シャドウ部分の波トタンがつぶれずに写っている。

絞ってもカリカリにならず前後のボケもきれいなので、近・中景向きか。
色味がさわやかでくどくならないのも美点だ。問題は臭いだけか。