勤めている会社に年内いっぱいで退職するという女性がいまして、まぁ理由はお付き合いをしている男性と入籍するのにあわせて、ダーリンの実家ちかくにお引越しをするのだ、と聞いていました。
でも実のところは、弊社らしい地獄味あふれる理由、があるとも聞いたのですが、(ほんとにもう最低なので嫌になりますね)それはさておき。
その彼女が中学の時分、野球をしたいというのでバッティングを教えることになったのです。
「自分の利き目(利き目で見るとぜんぜん違うよ)を意識して、球の出どころ(いわゆるリリースポイントですね)をしっかり見てボールの軌道を掴もう」とか
「腰・肩・腕・バットの順に動き出すようにして、ボールは体の前で叩こう」とか
「グリップは目の高さに構えて、視線と同じラインでバットを振りだそう」とか
「バットは鞭が撓るような気持ちで振って、ドアスイングにならないように」とか
「思い切って強くバットを振っても、左足の外側には壁を作ったつもりで絶対開かないように」とか
「自分のからだが思い通りに動けば、バットも思い通りに動かせるよ」等々、よくある教え方をした訳です。
それなりに振れるようになり、ボールを打てるようになってから、「実戦ではどんな球を打ちにいくか」という話題になりました。ぼくとしては「とにかく低めを打つ練習をさせたい、低め打ちを特徴にしたい」と主張しました。
彼女のお父さんも野球が好きな方でした。一緒に教えていて、スイングに関しては意見の隔たりはなかったのですが、「低め打ち」については強硬に反対をされました。
お父さんは地元で生まれ育ったひとで、消防団で部長か分団長か(ひょっとするとその両方)を務めた、それからついでにいうとわりかし地元のヤンキー上がりっぽいタイプの「昔はヤバかったけど、いまは人望のあるいい人」みたいです。
彼の考えでは、
「低めを打ちに行くと、外角低めも打ちにいってしまう可能性がある。が、アウトローまではバットの芯が届かない」
「低めを打つと、叩けてもそもそも飛距離が短いからヒットになる確率が低い」
「真ん中から高め『の失投を見逃さずに振る』トレーニングをした方が、打率は高くなる(結果が出る)はず」ということでした。
説得力があるんですよ。野球って面白いですよね。
打率と勝利は果たして相関関係にあるのか?
という夢を見ました。なぜこんな長い夢を見た?
有村架純さん、いい俳優ですね。この8話を見たのでこんな夢を見たのだと思います。