酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

もうじき死んじゃうんだな、と感じたはなし

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 先週の土曜日、会社の営業日だったんだけど有給休暇の消化が遅れているので休暇を取ったにもかかわらず、立ち会わなきゃいけない仕事があるからってことでその時間は出社するというややこしい日でした。

 土曜日は割と服装がいいかげんでも良いので、高校を卒業した春休みに購入したという古のLee製Gジャンを着て行った訳です。40年ものですね。

 でもって会社の若い子に

「このGジャン、買ってから40年になるんだ」なんて話したところ

「ヴィンテージで売れるんじゃないですか」などと話を合わせてくれたんだけど、

(そんなきたない服着て会社に来るなよ)って顔してました。当然だと思います。

 写真の左側のやれてるのが件の品です。ストーンウォッシュという加工が出たばかりか直前の頃で、ワンウォッシュの製品だったんですがずいぶんと色落ちしたもんです。そういえば、古いといえば32年前に古着で買ったリーバイスジーンズなんてのもあるんだよな(タグが付いていなかったからNo.は不明、ひょっとするとレディースものかもしれない)さすがむかしのひとは物持ちがいい。

 右側のは去年か一昨年に購入した同じくLeeのGジャンリジッド。ナノユニの別注らしくてステッチもボタンも生地に合わせて濃色になっています。このデザインあまり人気がないらしい。大きなお世話だ。

 で、買った当初は「こいつも同じように色落ちさせるZE!」なんて思っていましたが、何せ前のは40年もかかっての発色です。考えてみたら、寿命がそんなに残っているわけはなくてせいぜいあと20年かそこらだろうから、当該色になる時期は永遠にやってこないってことでしょう。

 高校を卒業してからの40年は案外短いものでしたから、おそらく20年なんてのは気付くとあっという間に終わっているのだろうと思います。「人生100年時代」などと聞きますが、その体で行くならばまだ40年も生きることになるんですけれど、まあ大概にしておきたいですね。