酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

断酒日記 2021/6/2(水)~2021/6/4(金)

17日目 6月2日(水)

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 このところ、自分でやらかしたものも含め周囲でトラブルが頻発している。何というか縁起が悪いというかついていないというか、星の巡りあわせが悪いというかやな感じなのだが、だからといって「もう今日は酒飲んで早く寝よ」という気分はやって来ない。

 断酒を続けているけれど、飲酒欲求に苦しめられるということがないので、断酒の達成感のようなものがない、もうちょっと何かこう、「オレがんばって断酒してるゼ」的なぐっと来るものがあるんじゃないかと思っていたのだけれど、さっぱりである。

 断酒の効能としてよく挙げられるのが、経済的な点、酒で浪費していたお金を貯蓄なり何なり他に充てることができた、というはなしだが、ぼくの場合は主に2ℓ紙パックで税込およそ800円程度の日本酒を常飲しており、これを大体2日半で飲み切る。800÷2.5=320。320円とはサイゼリヤでいうと、「ミラノ風ドリア税込300円」よりも高額で「半熟卵のミラノ風ドリア350円」よりは安価だという金額である。要するにトッピングの玉子が50円なわけです。

 徒歩8分のところのサイゼリヤがあるのだが、ずいぶん長いこと行っていない。じつは、かれこれ2年と5か月とすこし外食をしていない、そろそろ自炊マスターになっていてもおかしくないと思うがその実、雑にめしを済ませるのに慣れただけだったりする。どんぶり1つだけ出してきて、おかずを1種類ずつ順番に食べて、食器洗いはそのどんぶり1個で済ませる、とかいうのはこの際関係がない。

 仮に1日あたり320円の節約を一年365日続けたとすると、116,800円となる。確かに家計の助けにはなる。果たしてしかし116,800円で何ができるかと問えば、がんばって節約すれば(燃料費が安い)春・秋1か月分の生活費(住宅ローン支払い含む)、あるいは状態のあまり良くないLマウントSummicron 5cm を購入できるかできないか、というほどの金額である。りきんで目指す目標たり得ないのではないか。

 元来、健康診断での肝臓関係の数値は、毎日飲み過ぎていたにもかかわらずたいへん良好であったので、健康のためというのも断酒の動機付けとしては弱い。

 「もともと僕はお酒を飲まないんですぅー」という風を装ってふわふわ続けるほかないんじゃないだろうか。

 ちなみに昨日問題となったおそまはこの朝何ごともなかったように、しれっと出ました。

 

18日目 6月3日(木)

 断酒するようになってから、眠っている途中で目が覚めることがあまり無かったのだが(酒を飲んでいる頃は一晩に3回ほどは目が覚めていたし、嫌な夢を見ることが多かった)、昨晩は何度か目が覚めてしまってややぼーっとして4時50分に起床。

 朝なのにめずらしく食欲がある、ヨーグルト、プチトマト6個、チキンナゲット2個、小さめのチーズトースト、納豆1パック、バターロール1個。まだ食べられそうだったが時間がきたのでやめておく。

 会社では現職の仕事をしつつ、出向先の仕事もちょっと始めだして、なんかしっちゃかめっちゃかになって来たけれどしようがない。

 晩ご飯日記はいい加減飽きた、かといってネタもない。

 

19日目 6月4日(金)

 だんだん暑くなってきた。 暑くなるとビールが恋しいですねー、という気分はやって来ない(ビールを飲むとお腹を壊すし)。

 ひょっとして、僕はアルコール依存症ではなかったのではないか、と疑い始めている。「依存症の俺かっこいい」っていう厨二的症状で、20年以上も毎晩まいばんお酒を飲んでいたのではないか。

 「そこんとこ確かめるためにちょっと飲んでみようかぁ」なんて騙されないぞ、今晩も飲まないからな。

 飲む代わりに、アマゾンのPrime Musicで一人カラオケをして妙に盛り上がって午前2時まで夜更かしをしてしまう。