酔頭禿筆日記 sioux_pu’s diary

現像ソフトも編集ソフトもない撮ってだしです。というのもどうかな、と最近思っています。

かかりつけの医院で「もう来なくていいよ」っていわれた件

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 もう旧聞に属するのだけれど、断酒して以降血圧がずいぶん下がって、8月9月の気温が高い時期は立ち眩みがして大変だった。降圧剤をしばらくやめてみても血圧は上がらず(自宅では高いときで100/80。低いときには上が80台の前半ということもある)、かかりつけの医院の先生と相談し、この際投薬を中断してみようということになった。

 一区切りということで血液検査を受けてみた。お酒を飲まなくなってから、あんぱんとチョコレートの魔力に捕まってしまっていたので血糖値が心配だったのだが、これは正常値、コレステロールもHDLのほうがあいかわらずちょっと高いくらいで特に変化なし、肝機能の数値はまあよくなっていた(γ-GTPが15って、おれの肝臓すげーと思ったんだけど、タンパク質の摂取が不足していると下がることがあるみたいですね)。

 そういうわけで、先生は「もう来なくていいよ、なにか気になったら血液検査でも受けに来てよ」と仰ったのであった。

 およそ4年間に亘った通院から解放されたのだ、喜ばしいことである。

 しかしながら、だ、職場を除くと人と会話を交わす場面というのが月一回の高血圧診療受診のときのみ、であったぼくとしては、プライベートな時間における会話の機会を失う、ということになったわけだ。お休みの日はいちにちなにもしゃべらない。3連休ともなれば72時間黙考となる。休日とはもはや修行であろう。ま、以前の生活に戻るだけだからいいんだけどね。

 断酒についてはあえて特筆するべきこともなく続いている。もうじき150日かな、壁期ですね。飲酒の欲求としては、休日の午後に「いまから呑めば何も考えずに休みが終われるから楽なのになー」などと思うくらいである。止める前には、「きっと断酒は苦しかろうから断酒会に通って断酒と人的交流の両立を図るべし」等考えていたのが夢かと思われる。

 ちなみに、お酒を飲まない以上「酔頭禿筆日記」とはタイトル詐欺ではないかという件について。以前ちょっと書いたが、ぼくは静岡県浜松市の出身である。彼の地では、間の抜けたこと、ピントの外れたことを言った場合に

「よってーなこといってんじゃねーよ」

と罵倒されることがある。この意味としては「酔って話すようなことを言うものではない」つまり「お前酔っ払ってんじゃねえの」ってな内容である。「とろくせーこというな」というのとだいたい同意であると思う。

 ぼくがこれを初めて言われたのは今を去ること49年前、浜松市立蒲小学校の4学年に在校時、同級生で同学区内子安町の酒屋の井○君からであったと記憶している。グーグルマップで見たところ、お店はいまだ健在で御商売を続けられているようだ。

 断酒を継続しているので酔っ払って書いているわけではないけれども、だいたいにおいてよってーなことしか書いていないことだし、なんかうまいことお酒繋がりで纏まったのでタイトルは当面継続することにします。